10円が溢れていることに気づく

ざっと5000円はある勢い

レジのおつりが長年たまったものである

最近両替はお金がかかるし何よりも窓口までいくのがめんどくさい

どうしたものか?と考える

そこであることを思い付く

奥さんの送り迎えにいくときや外食に行ったときの駐車場の支払いに使えばいいのではないかと?

そして早速年末最後の外食のあと奥さんを先に車に戻してから後ろに誰も待っていないことを確認して実行

支払金額は2000円らしいから200枚も消費できるではないか?とわくわくしながらひたすら10円をねじ込んでいく

しかし40枚を超えた所で異変が起きる

10円を何度入れてもチャリンチャリンと戻ってきてしまう

どうやら40枚以上は一度の支払では受け付けないらしい

とにもかくにも寒いし誰かが後ろに並んで迷惑をかけるといけないので残りの1600円分は1000円札二枚で払うことに

40枚も消費できただけでもまぁいいではないか?とポジティブにとらえたのもつかの間…

1000円を二枚いれた直後つり銭口が予想しない展開に

チャリンとチャリンと音がとまらないのだ

100円が四枚でるはずなのにチャリンチャリンがとまらない

これはおかしいぞと思いつり銭口に目をやるとひたすらに10円を吐き出している

お前がさっきアホみたいにいれた10円でおつりを返してやるぜ

俺の気持ちが解ったか?と自動精算機の声が聞こえてくるようでした。

年末私は自動精算機に完全敗北したのでした