小売売上高(前月比) フィラデルフィア連銀景況指数
結果 +1.0% 結果 -7
予想 +0.3% 予想 +5
前回 ±0% 前回 +13.9
小売利上高(除く自動車・前月比) NY連銀製造業景気指数
結果 +0.4% 結果 -4.7
予想 +0.1% 予想 -6.0
前回 +0.4% 前回 -6.6
新規失業保険申請件数
結果 22.7万件
予想 23.5万件
前回 23.3万件
フィラデルフィア連銀景況感指数の値にもびっくりしましたが
それよりもサプライズだったのが小売売上高です
ドル円は急激な円安方向にそして米国10年債金利も急激に上昇
完全に50bpの利下げ観測から25bpの利下げ観測への大きなシフトチェンジが行われたように見えました
急激な景気後退シナリオも一瞬でかき消されて株のターンにうつった・・・
そんな光景にうつりました。
なぜこんなにも消費が強くなっているのでしょうか?
ウォルマートやホームデポ等がプロモーションによる大幅な値引きを背景に
売り上げを伸ばしたという記事を見かけましたが・・・
インフレ疲れの反動で財布のひもが緩んだのでしょうか?
ここで消費を少し我慢してくれていれば50bpの利下げの可能性も高まったかもしれない
そう思うと何だか良いような悪いような・・・・
もしその考察が正しいならば少しでも安いものを求める消費行動と言うのは
現状の価格がきついという事とも言えます(余裕がなくなってきている)
安売り合戦に入ってしまうと・・・
いづれは会社の利益も減少傾向に行くのは目に見えております。
そしたら、社員の給料が下がったりレイオフなど悪循環のはじまりです
ここらあたりでやはり利下げはするべきだと思う今日この頃です